出典:https://twitter.com/hoshi__kentaro/status/1150900419582820352 |
Yahooで「参院選 2019 埼玉」で画像を検索しても同じ画像がヒットし、なおかつヒットした画像をクリックしていくと、「埼玉の沢田良【公式】 2019/07/19 に公開」なる「埼玉が変わる瞬間がついに来た!...10代20代県内支持率80%↑↑ 参院選2019速報!」という動画にたどり着く(下図参照)。
最初の画像の右半分は、意訳すれば、自民党支持者が自民党候補者に投票するのは「価値」が低い、「維新」の候補者への投票が「価値」が「高い」と訴える、ただし政策は一切なしという、さもしい訴えであり、もはや論じる「価値」がない。
以下で論じるのは、上記画像の左下に示される表で、拡大したものが以下の画像である。
左下に小さく「毎日新聞世論調査より埼玉選挙区主要候補者の情報を抜粋」と記されているこの「埼玉選挙区候補者支持率調査」の表を見ると、埼玉選挙区の候補者の中で、共産党候補者が支持率を日に日に下げている(右下向きの矢印が添えられている)のと対照的に「維新」の候補者がこれに迫っている(これは右上向きの矢印が添えられている)、という数字になっている。この数字に後押しされた形で、「猛追」「接戦」との表現が右上で使われていることは容易に想像できる。
しかし、これらの数字がすべて捏造で、「毎日新聞世論調査」によるというこれらの数字は実際には世に存在しないというのが以下の話である。